憧れの ザ・キャピトルホテル東急 に行ってきました。
一人¥5000チケット付きの随分とお得なプランだったらしい。それでも一人¥20000ぐらい払ったと記憶。「一休」会員の連れに誘われるままに、前評判の高さもあってエイっと参加してみた。
結果として一言でいうと、ここ 大好き。
素敵だったあ。
今写真で見てもやっぱり素敵。レベルが違いますね。
場所
溜池山王直結
地味〜なエントランは、みんな一度は素通りしてしまいそう。
いかにも政府関係者御用達って感じ。すってホテルに入れちゃう。いやいや彼らは正面に車つけるのか。
国を牛耳ってやるぞビュー
ソファに横たわりながら「いつかきっと!」と拳を握る。
首相官邸にヘリが着くようなこと起こらないかなあと思ったけど、こともなく。
東京を見下ろしてやるさ。
お部屋を案内してくれたホテルスタッフさんの「あちらが首相官邸です。」に、思わず「撃てますね」と返して絶句させてしまった。若い子をからかってはいけません。
こういう景色を見ながら窓拭きバイトとかしている貧しい主人公が「いつかあそこに立ってやる」とか韓流ドラマにありそう。
和のテイスト
私は好きです。
まず惚れたフロント。
ここすごい素敵だと思うんだけど、今ホームページ見てもフューチャーされてない。
この3つのカウンターがポンと浮かんだ感じ、華美でなく好きなんだな。
ちょっと載ってるのでビデオをどうぞ。
そして和と言えば有名な、忍者障子。な〜んど開け閉めしたことかこの障子。
このように一枚のどデカい障子を部屋の端から端まで動かさないといけないという造り。
バスルームを隠したければ、やはり障子。
な〜んで普通の日本家屋みたいに3枚とかにしなかったのかがほんと不思議。
お茶菓子も和。
これはこれでいいけど、美味しくはないよね。お腹空いてたから食べたけど。
お土産の売店も勿論「和」。
スタッフさん
スタッフさんの評判がすごくいいですよね、ここ。
評判が上がるとやる気が上がる、やる気が上がると評判が、と言った良いループ。皆さん誇りを持って元気に楽しく働いていらっしゃいます。
ちょっとした楽しい会話を色々と交わしました。ベルさん、ポーターさん、レストランで。これってありそうでないでしょ?特に日本では。
そして嬉しいターンダウンサービス。
3人の若いスタッフさんが静々とキビキビと。
びちゃびちゃの洗面台やバスタブや床の水分を取って使ったタオルを新しいのに変えて行ってくれます。エコどこへやら。ぜいたく。
「写真撮っていいですか?」と聞くと、驚きつつ恥ずかしそうににっこり。若い子をからかってはいけませんってば。
お部屋
お部屋の扉を開けるとスルスルとカーテンが開き、これだから。参った。恐れ入りました。
ライトが綺麗。
どうですか、この佇まい。皇室みたい。ほんとか。
部屋の半分がバスルーム、ウォークインクローゼット、冷蔵庫エリアといった感じで、ベッドエリアが妙に狭い。いえいえ十分に広いんですけど配分が変。このクラスの部屋ならベッド二つくっつけなくても、ゆったりと置いていそうなものなんだけど。それにベッドが妙にコンパクトなんだな。絵本の小熊のベッドみたい。2m近い男性とか厳しいんじゃないの。私にはピッタリ。
カーテンとシェード開閉はリモコンで。
シェードだけという設定がなくて少々不便。
バスルーム
バスルームが広い。
ぐるりとウォークインクローゼットと繋がっている。
ピッカピカでかっこいい。でもびっちゃびちゃになるので気をつけて使いましょう。
シンクの境目とかないからね。見た目重視。まあこちらも非日常を求めているし。
固形石鹸って久しぶり。これがすっごく気持ちいい。そしてふかふかのミニタオルがいくらでも。
バスソルトが高級感を醸し出す。
パジャマとふかふかスリッパ。
温泉みたいなカゴがかわいい。
高級ホテルの醍醐味、バスローブ。
こんな高級ホテルでも、出張っぽく泊まってる人いたなあ。まあこんなに広ければアイロンぐらいいくらでも置いとけるな。
トイレの上に置いてあったのは何だったかな。多分サニタリーバッグ。チェックアウトまでそのままだった。「あ」となると隣の部屋は「い」か?とか思っちゃう。
ルームサービス
まずは、お茶を。
下のレストランを通りかかって。
ゼラチン入ってないのはこの二つだけでした。
たっぷりポットが嬉しいね。
その後夜食にベジ向け大豆パスタとアップルパンケーキ。
見よ。この美しいセッティング。
朝食
ビュッフェはなくてアメリカンブレックファストをいただきました。
場所は一階のオリガミ。
たっぷりのパン。そして見て見てこのバター。エシレ。
ここまで来てお気づきだろうか。
これらの料理がいっぺんに出てくるやり方。ほんといっぺんに。どんどん来るわ来るわ。あらあらあら。冷めると嫌なので、オムレツからいただきました。ちょっと待ってえ〜。
花
周辺お散歩
ホテル周辺はお巡りさんだらけ。
次回はこの丸っこいソファに隠れるように座って1日中お茶したい。
しっとりした、素敵なホテル。また来たい。
最後に
旅立つ前のホテルステイはおすすめ
実は今回この宿泊が北海道旅行の前日に当たったので、かなり乗り気でなかった。しかしこれが大正解。いつも旅の前はテンパって時間ギリギリでバタバタと走り出かける。「間に合わない!」とハラハラしながら。
でも今回は1日前にパッキングも全て終わって優雅にホテルステイ。優雅な時間を過ごして、翌日、持って来た物を全てバッグに押し込んで空港へ。これがすっごい楽ちんだった。もう旅立ち前はいつもこうしようかと思ったぐらいでした。
宿泊日:2022年8月末