7月、突然「祇園祭に行こう!」と思い立った。
「行こう、京都。行こう、祇園祭」である。
7月17日の山鉾巡行が日曜日。
15日金曜日新幹線に飛び乗り、その日のうちに宵々山を楽しみ、翌日夜更に宵山、そして17日山鉾巡行を見て、午後には東京へ戻るという、普通に行きやすい日程。
京都ってほんと近くて行きやすい。
行きやすいとは言え、新幹線は高い。
何週間も前、思い立った時に予約を入れれば良かったのにタラタラしていたら、お得なチケットは期限過ぎ。夜行バスでも1万円近くする。1万円かぁ、一晩かかるのにぃ?
たった2泊3日。結局往路は時間を買って普通に新幹線のぞみ号を、帰路は「EXこだまグリーン早特」を利用することにした。
まずは新幹線と言えばお弁当。ちょっと遅めのお昼ご飯だけど、京都に着いたらすぐに出かけるし。
東京駅のお弁当売り場はすごく楽しい。
イラストで誰にでも、外国人にもわかるようにだと思うけどアレルギー28品目について表示があるので、すごく選びやすく助かった。お弁当だけ買いに行ってもいいかも東京駅。
お弁当以外に新幹線といえば、多くの方が同意してくれると思うけど、これ必修。
乗車前に買い損ねたけど必修ですから。長めの停車時間を見計らって、名古屋で走りましたとも必修だから。はい、無事ゲット。そして安心の
本日のホテルは、ホテルオークラ京都。
京都に住んでいた頃からの憧れの、旧京都ホテル。
一生泊まることなどない高嶺の花だと思っていたら、意外と手が届く値段だった。というか東京の高級ホテルに比べると、いいんですか?って言うぐらいにお手軽。
もっと早くから泊まればよかった。
とは言え一泊だけ。
だって翌日は宵山から山鉾巡行で、目の前を山鉾が通るこのホテルは一年でいっちばん値が上がるのだもの。二日目は少々節約しました。
まずは1日目の京都ホテル。
もう古びているだろうと心配したけど、思ったよりも全然あり。
もっと悲惨かと思っていた。失礼。
こういうのいいなあ。
提灯みたいなフロアライトが素敵だった。
ブラウン、グリーン、ゴールドで良き。
十分な広さ。
窓から見える景観がイラストで描いてある。
さ〜すが京都。ありがたい建物高さ規制。
デスク辺りの劣化は、やはりきてるギザギザと。
シャワールーム別。
う〜ん時代を感じる。この時代どうしてこんな洗面台だったんだろ。ちょこんとある時計もなんともレトロ。
ホテルからのお詫びのメッセージ。
これ見てもう「京都ホテル」じゃないと気づいた。
アメニティはブルー系で統一。
携帯用アルコール消毒がついてる安心感。なにせ祇園祭の人混みに行くのだもの。
荷物を置いたら、いざ宵々山へ。