食事が選べない。
室内しかいられない。
やっぱり自由がない。
と色々と制約があるホテル療養。
それでも、ホテル療養をおすすめするのか?
ホテル療養をおすすめする人
同居の家族がいる:私の場合
「家庭内感染を防がなければ!」
別室で一人寝ていた。
しかしトイレに行ったり、冷蔵庫覗いたり、キッチンを使ったり、と家族との接点はいっぱい。終いには家族にも嫌がられてしまう。
かと言って家族が状況を把握して、看病してくれる可能性は低い。
私の場合、高熱で寝ていると、起こさない方がいいだろうという「思いやり」から、水分すらもらえず3日間解熱剤とそれを飲む水以外とっていなかった。
ホテル療養、しなくていいんじゃないかと思う人
一人暮らしの人
誰にもうつさないのだから自宅で療養が一番。
まずは食料品やパルスオキシメーターを依頼するといいかも。
www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp
病状にもよるだろうがデリバリーなどを利用して、食事も食材も賄えるだろう。
それでもホテル療養をおすすめする理由
近くに看護師さんがいる。
結局ずっと部屋で一人で休んでいるだけなのだ。
それでも絶大な安心感があった。
欲を言えばもっと早く入所できればもっと嬉しかっただろうな。
そういう意味では「頼れる人がいない一人暮らしの人こそ、必要なサービスかも」と矛盾した考えになる。
食事の心配が不要。
食事に支度って面倒なもの。それが口に合う合わないがあったとしても3度出てくるのは、本当にありがたい。弁当の横に、お粥やカップ麺などの選択肢が置かれていればよかったんだけど。
自分のペースで療養できる。
これが一番大きかった。
一緒に感染した家族でも、病状は違ったし、ダメージも違う。もっというと性格も違う。同じように高熱があっても一方は立ち歩けるし、一方は寝返りも打てない。感染した家族や感染していない家族に気を遣うこともなく、自分のやり方で休めるのは大きかった。
おかげさまでゆっくり休めました。
最後にある日の食事の写真を1枚だけ。
この日は肉丼か何かで食べられず、備え付けのサラダだけいただいて、差し入れのラーメンを食べました。
ごちそうさまでした。